身体の変化いろいろ

 



 妊娠&出産を通して変化した身体のこと。
ただ今経過をみている真っ最中で色々感じることだったり、この経験を覚書にしておきたいと思います。
私の身体の感覚の話なので合っているかとかいないとかはわかりません。
妊娠中にお腹にメヘンディやっとけば良かった!と思って代わりにオーロヴィルで描いてたメヘンディの写真。
滞在していた家のディディの手に描かせてもらったときのもの。

お腹編
お産を終えて驚きだったのがお腹(下腹部)の力がびっくりするくらい抜けていたこと。
腹筋が無いって言ってもきっとここまでお腹に力が無いことはないと思う。
それくらいお腹の力が抜けていた。
お腹に手を当てるとプヨプヨしてるとかじゃなくって、張りがなくなって柔らかすぎて気持ちが悪いくらいだった。
指先が背骨についちゃうんじゃないかと思うくらい。
片山洋次郎先生の本で出産するとお腹の力が抜けるっていうのは知識として知っていたけど、
実際に経験してみるとお腹の力が抜けていると日常生活にも支障をきたすんだなぁと実感。

まず座る、立ち上がるの動作が大変。
床に座っていたらなおさら大変なのだけど、トイレで便座から立ち上がるときにお腹に力が入らなくて腰を抜かしそうになった。
それにトイレを我慢できるって大小どちらともお腹の力も関係してるんじゃないのかな?と思う。
ネットで調べると妊娠中は尿もれしやすいって書いてあって、赤ちゃんが大きくなるにつれて膀胱を刺激するからっていうのはわかるけど、腹筋が弱くなってるのも関係あるんじゃないだろうか?と感じた。
産後もそんな感じで尿意を感じたら急いでトイレに行かないとアウトになりそうだった。

そんな時に1週間程ひどくお腹を壊してトイレばっかり行っていた時期があった。
身体が疲れているのに更にお腹を壊してしまうと今までの経験上腰が痛くなるのが目に見えているので、早めに梅醤番茶と梅肉エキスを摂ったらどんどん楽になった。

そして出産で骨盤のかたちが変わることだったり、歪むっていうのも大きな要因の一つだとは思うけど姿勢が悪くなった。
”背骨ってたしか自然にS字カーブを描いてたよね?”って自問するくらい身体の背面が丸まって腰が立たなくなってました。
身体の前面が下がって呼吸が浅い。
授乳や抱っこも関係していると思っていて、どうしても前屈みの姿勢、胸を閉じる姿勢が多いのも要因の一つだと思う。
身体の前面が下がってくる&胸が閉じてくると胸の辺りとその背面の辺りに停滞感や重さが感じられた。あと首と肩。
身体が疲れやすくなる。実際血液でもある母乳を赤ちゃんにあげているので血が足りないのもあるかもだけど、姿勢が悪くて呼吸が浅いのも関係ある気がする。

そして腰が不安定な感じ。いつでも腰を抜かせそう。
骨盤が不安定だから腰も不安定に感じるのはもちろんのこと、お腹の力もないからなんだろうなぁと感じました。
正しい姿勢(自然な姿勢)ってお腹の力も大切なんだなって改めて感じました。


授乳編
人間の身体ってすごいなぁと思ったことの一つ。
妊娠後期に入ってしばらく経ってから、助産師さんに乳首と乳房のマッサージを毎日してねと言われる。
これは産まれてきた赤ちゃんに授乳するために今のうちから乳首&乳房を柔らかくしておくことと、特に乳首を刺激すると赤ちゃんが産まれやすくなるらしい。
だからある程度出産予定日に近づいてからマッサージを始めるそう。

そして母乳の中には今赤ちゃんに必要なもの(栄養や免疫など)が入っているのを知って感動した。特に免疫。
理にかなってる。

産後、お世話になっている整体に久しぶりに行ってお弟子さんとその話をしたら、人間の身体って無駄が無いし奥深いっていう話になった。
例え話で、最新の技術で臓器が作れたとしてもその働きは身体の機能としては同じでも、身体への影響とか心への影響とかまでは及ばない。単体の働き。
人間の身体ってそのままで完全なんだなぁというような話をした。

授乳育児をするにあたってのメモ。
母乳を出やすくするには肩甲骨の内側を緩める。
胸椎2番〜6番辺り(私の身体だと3〜5番辺りな気がする)を緩める。
授乳姿勢だとどうしても前屈みになって胸が閉じる⇄呼吸が浅くなる⇄胸椎3〜5番辺りが固くなる
なので胸を開くように意識して呼吸をしやすくすることと、胸椎3番〜5番辺りに違和感を感じるようだったらそこに呼吸を通すように意識する。


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