仙骨と丹田のはなし
仙骨と丹田って大切だなぁと改めて実感したこと。
先月の初め頃、ご飯の支度だったかお皿洗いをしてたところだったか、キッチンに立っていた後ろから息子に仙骨あたりを頭突きされてからというもの腰周りが地味に痛い日が続いていた。
その次の日がちょうどハタヨガクラスの日で、太陽礼拝のウッタナアーサナ(前屈)をしている最中も「腰痛い・・・」と漏れてしまう程だった。
というか前屈するまでここまで痛いと思っていなかった。
ギックリ腰の手前って感じで、動けなくはないけどちょっとした動きが腰周りにくる感じ。
それからは自分でも腰やお尻周り、股関節を緩める&広げるようなアーサナを優しく優しくやって痛みがほぼ無い状態までなった。
ところが月の後半の生理周期になった途端、また仙骨周辺と腰の辺りが痛くなって同じような状態に。
夫のハワくんと「これって腰っていうより仙骨な気がする」って感じの話をした。
その後生徒さんの紹介で骨盤調整をやっている先生の所へ行って調整してもらってだいぶ楽になった。
私はわりと根本的なところを知りたいというか、根本的なところを治さないとまた同じ状態になる気がしたので昔ヒーリングやリーディング(チャネリング)を習った武田さんにコンタクトをとってオンラインでセッションしてもらうことにした。
お互い顔を見ながらのセッションは(現代のITの進化に頭が下がります)、まず今の状態を話すところから。
色々話しながら武田さんがリーディングしていくとやっぱり原因は仙骨で、昔仙骨を強打したときのものが完治してなくて、立春以降の寒暖差と息子の頭突きによって痛みがぶり返ししているとのこと。
18歳のとき当時住んでいた家の外階段で雨の日に滑って仙骨を強打して失神したことがあって、その後近所の整体におんぶしてもらって行ったことがある。
その整体師さんの腕前が良くて帰りは歩いて帰れるくらいになってたから、若かったし治すってことをせずにその時はそれっきりだった。
それから時間が経って、毎月身体のメンテナンスにとある整体師さんの所へ10年近く通っていて、その先生にも仙骨(仙腸関節)を毎回といっていい程指摘されて調整してしてもらっていた。
出産してすぐにまた整体で整えてもらったのだけど、その後すぐ先生は引退されて仙骨の調整まではできてなかったように思う。
妊娠&出産っていう大きく骨盤が動くことを経験した後、元気なんだけどなんだかちょっとした不調があるっていうのが度々あって、今から考えてみると仙骨が原因だったんだなぁと思う。
仙骨の調整の仕方(セルフケア)と呼吸法を教えてもらった。
呼吸法は昔講座で習ったものと同じで丹田呼吸。
丹田にあるチャクラ(スヴァディシュターナチャクラ)をイメージしながら呼吸するというもの。
このチャクラの前側、後ろ側も意識して呼吸する。
呼吸しやすいかとか、意識しやすいかとかもチェック。
今回のセッションの初め、丹田を意識するということが難しくって丹田ってどこだっけ?って感じだった。
丹田の後ろ側に位置する仙骨の影響(広がりすぎ)で丹田に力がない状態だったみたい。
老人のような骨盤のあり方って言ったらわかりやすいのかな。
広がりすぎて固まっている仙骨を身体の内側からと外側から両方で閉じていくイメージをしながら丹田呼吸をするうちに仙骨あたりの痛みも治って、丹田の感覚がより強まってきた。
その状態で身体を使った調整をすることで、呼吸が仙骨まで届いてる実感があったし痛みによって強張ってた全身が一気に緩んだ。
しかも腰が痛いって言ってた期間、背骨が目に見えて左側に傾いてたのだけどそれも治った。
たった1回の呼吸法と仙骨の調整をやっただけで痛みが治って嬉しい!のだけど、かれこれ20年以上前の古傷なので今年1年かけてゆっくり治していくようにしましょう!と最初から言われたので地道にやりながら治していきたいな。
ちなみに仙骨&丹田にあるスヴァディシュターナチャクラには創造性や創造力ってイメージがあるのだけど、このチャクラが活性化していないと低エネルギーな状態や身体の冷えが症状としてあるっていうのを読んでそのまんまやん!と思った。
仙骨周りが痛いからっていうのもあるかもだけど、何かをやりたい!とか楽しそう!みたいな感じになれずにいたので丹田に力がないってやる気とか気力に直結しているなぁって思った。
身体はそのまま心に作用することを改めて感じた機会でした。